現代社会では、仕事上パソコンは必要不可欠な通信機器です。
では、皆さんはどんな時にパソコンの入替を検討しますか?
どういった方法でパソコンを購入していますか?
この記事では、どんなパソコンを選べばいいか、スペック(仕様)の選び方を分かりやすく解説します。
この記事を読むと、「損」をしないパソコンの購入・入替方法がわかりまます。
パソコンの入替時期
パソコンの法定耐用年数は5年です。
ちなみに法定対応とは、「法令で定められた減価償却の対応年数のこと」。宮崎県を中心に九州で20年、通信機器を生業とする私の経験では、法定対応年数前後で、急に電源が落ちたり、動作が遅くなる症状がでてきます。
購入して5年経過しているパソコンは入替の時期と言えるでしょう。
パソコンは、長年のインターネット利用や、メールのやり取りなどで、目に見えないデータが蓄積されていきます。購入当初はサクサク動作していたパソコンが、月日が経つにつれ、動作が悪い!画面が変わらない!などの経験した人は多いと思います。
システムのデフラグ(最適化)を行うと動作がよくなることもありますが、法定耐用年数5年前後、もしくはパソコン動作で、ストレスを感じる時は入替の時期と言えるでしょう。また、5年経っていなくても、パソコンの電源を入れる時にブルースクリーン(青い画面に英語の文字等)が出だしたら、危険信号です。速やかに入れ替えを検討してください。
最近、パソコンの動きが悪くなってきたなぁ・・・
買い替えるにしても、どう選んだらいいんだろう・・・?
パソコンの種類と特徴
まずはどんな種類のパソコンがあるか確認してみましょう。
パソコンの種類と特徴
・デスクトップパソコン
→ 画面が大きく見やすく、作業しやすいのが特徴です。
・ノートパソコン
→ 持ち運びができること、場所を選ばずに作業が出来ます。
・タブレット
・surfaceのような複数の使い方(タブレットとノートPC)が出来るもの
→ ノートパソコンよりもコンパクトで、手軽に持ち運びが出来、多様な使い方が可能です。
パソコンは本体だけではなく、OS(Operating System(オペレーティングシステム)といわれるパソコン全体を動かすためのソフトに加え、仕事をする上では、Excel・Wordといった使用目的に合ったソフトが必要となります。
最近では、SIMカードの差込口を備えたPC端末や、wifi接続できるPCがほとんどです。
インターネット回線があれば、場所を選ばすにインターネットが利用出来ます。
なるほど!
自分の使い方に合わせて選ぶといいんだな!
パソコンの選び方
パソコンにはスペックというものがあります。
スペックとは?
スペックとは、「Specification」という英語の略語で、日本語でいうと「仕様」のことです。
PCでいうスペックとは「PCの性能」のことであり、スペックが高いPCほど処理能力が高く、低いほど処理能力が低いことを意味します。
特に、スペックを確認するときの重要なポイントは、パソコンの動作(動き)を早くさせる為に必要な、パソコンの頭脳と言われる「CPU」です。
2大CPUメーカー 「Intel」と「AMD」
CPUを作っているメーカーは複数ありますが、もっともよく知られているのがIntelです。世界最大のシェアを誇るCPUメーカーで、多くのパソコンでIntelのCPUを採用しています。Intel以外のメーカーではAMDが性能の高さを評価され、徐々にシェアを伸ばしています。どちらのメーカーも型式の数字が大きくなるにつれて処理能力が高くなっています。
(Intel:i7<i9、 AMD:Ryzen7<Ryzen9)
判断の目安として覚えておくといいでしょう。
CPUね!覚えておこう!
近年では、HDD(Hard Disk Drive:ハード・ディスク・ドライブ)のかわりにSSD(Solid State Drive:ソリッド・ステート・ドライブ)を搭載している高性能パソコンも出てきています。
HDDは回転する円盤に磁気でデータを読み書きしていますが、SSDはUSBメモリーと同じように内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをしています。このため、読み書きの速度が非常に速い、衝撃による故障リスクが低い、動作音が静かなど、優れた性能を有しています。
スピード勝負!でパソコンを選ぶ方は、CPUの処理能力の高いものにSSDを取り付けることをお勧めします。
パソコンの価格・購入方法
自分にあったパソコンが決まれば、やっぱり価格が気になりますよね。
価格の見方
パソコンはWindowsやMicrosoft officeといったソフトを購入しないと、書類作成やメール・インターネットの利用が出来ません。そのため、購入する際は、①パソコン本体②必要なスペックに合わせたCPUなどのカスタマイズ③ソフト、それぞれの料金を合計した金額になります。
例えば・・・
<パソコン本体価格 + スペック>
CPUの種類Celeron・i3・i5・i7と、スペックが一つ上がるごとに、金額は2万円程度上がります。
<Microsoft office>
Excel・Word・PowerPoint等のソフトは3万円前後します。
<実際の価格>
ノートパソコン本体1台、Microsoft・オフィスを付けてCPUがCelironの場合
本体価格 50,000円 + Microsoft・オフィス 30,000円 = 合計 80,000円になります。
CPUがi3の場合では、本体価格が20,000円上がり70,000円となり、Microsoft・オフィスと合わせると100,000円になります。
尚、SSDをセットで購入の場合は10,000円ほど上がります。
購入方法
購入の方法として、現金購入またはリース購入の場合で説明します。
例として、購入するパソコンの内容は次のようにしておきます。
・ノートパソコン(CPUi7)
・SSD512
・Microsoft・オフィス付
金額にすると、
・本体価格 160,000円
・SSD512価格 10,000円
・Microsoft・オフィス 30,000円
購入金額合計は 200,000円 となります。
現金の場合
上記の金額を、現金で支払う、またはカード決済すれば購入できます。
また、1年のメーカー保証がついていることが多いです。
リースの場合
リースとは、リース会社が販売会社から商品を購入し、お客様へ商品をお貸しする方法です。リース契約の場合、法定耐用年数がリース契約期間となることが多く、購入代金にリース料率をかけて月々の支払額が算出されます。
では、先ほどのパソコン1台をリース契約する場合をご説明をします。
・パソコンの法定耐用年数は5年(=リース期間は5年間)
・リース料率1.85%(金利:リース会社により変動)
購入代金200,000円にリース料率1.85%をかけて計算します。
200,000円×1.85%=3,700円
月額3,700円を5年間支払います。
リース契約ですと、現金出費を最低限に抑えて、月額3,700円でパソコンの入替が可能です。
また、5年間の動産保険も付いてきます。
毎月リース会社へ支払った料金は100%経費計上が出来ます。
リース解約の場合も全額経費になります。
「パソコン入替には、まとまった経費がかかる」からと入替のタイミングを迷っている方は、リース契約での導入をお勧めします。
1台だけなら現金でもいいけど、会社で複数台買うとなるとリースは助かるなぁ。
その時の購入台数に合った買い方をすることも大事なんだな!
まとめ
パソコンは今や、仕事には欠かせないものです。快適にストレスなく仕事を進めるためにも、入替時期や導入予算などを考えて、快適なパソコン生活を過ごしてください。また、安心したビジネスライフの為には、メンテナンスも必要です。弊社では、リモートアクセスを使った遠隔操作で、素早く不具合を解決することも可能です。
パソコンの故障・相談やパソコンの購入に関しても、九州情報機器コンサル株式会社がいつでも受け賜ります。是非、ご相談ください。
九州情報機器コンサル株式会社
お問合せ先 0985-72-7722
担当 井上
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スペックの変更は出来ませんが、いわゆる通常業務の使い方には適しているスペックですのでご安心を。ぜひ、九コンのInstagramをフォローしておいてくださいね!
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