街頭ビジョンでは、365日、毎日様々な映像が流れています。
弊社でも、お客様に「街頭ビジョンで放送しませんか？」とお話しすることがありますが、実際に放送されるまでにどういった作業を経て放送が行われているのかは、あまり知られてはいません。
街頭ビジョンの設置・運営を検討する中で、実際の作業内容がわかればイメージしやすいと思いますので、今回は、街頭ビジョンの裏側ともいえる、お客様から放送依頼を受けてから放送までの流れを、書いてみようと思います。
- ①放送依頼
街頭ビジョンで放送したいという依頼を受ける事からスタートします。
- ②放送する動画の準備
映像を持っている場合は、データを受け取ります。
映像をお持ちでない場合は、作成に取り掛かります。 - ③動画データ受領・確認
街頭ビジョンで放送する動画・画像のデータを依頼主より受け取ります。
実際に街頭ビジョンで放送できるかどうか、動画のフォーマットなどの確認を行います。弊社ではｍｐ４フォーマットでの納品をお願いしています。 - ④遠隔で設定用PCに接続
街頭ビジョンには専用のPCが接続されています（弊社の場合）。
現地で設定を行うことも出来ますが、毎回現地に赴くのは効率が悪いため、遠隔で操作し、設定が出来るようにしています。 - ⑤放送プログラムを作成
街頭ビジョンへ映像を放送するために、動画や静止画の映像データ・放送する順番・音量・放送日時などが含まれた映像プログラムを作成します。
- ⑥放送プログラムデータを映像再生機器へ送信
⑤で設定した内容を映像再生機器へデータ送信します。
この作業が完了すると、設定した日時より放送が開始されます。 - ⑦放送開始
街頭ビジョンで映像が流れ始めます。
- ⑧現地確認
街頭ビジョンで放送が予定通り行われているか、目視確認を行います。
これは、データを送っていても配線などの不具合で実際には流れていない、といった不具合があってもすぐに対応できるよう、必ず現地へ行き、目視確認を行っています。
実際に街頭ビジョンで放送が始まるには、お客様が映像データをお持ちかどうかで、放送開始までの時間が大きく変わってきます。
弊社では、概ね３か月先を見越して、営業活動を行っています。
下に、お客様向けの、放送開始までの時間を記載します。参考にしていただければと思います。
放送開始までに要する時間
お客様へ、どれくらいで放送開始できるかお伝えする場合、下の記載内容を参考にしていただき、ご希望の放送開始に間に合うように、余裕をもってご対応ください。
動画をお持ちの場合
所有するデータを確認し、データの形式や秒数を確認します。
適合していればそのまま使用できますので、映像データを納品していただきます。
放送開始までは３日から１週間ほどです。
動画をお持ちでない場合
放送するための映像データが必要ですので、どういった映像をどんな目的で流したいのか、ご要望をお聞きし、作成いたします。
ヒアリングや素材の撮影などを含みますので、動画作成に約１か月、放送準備に３日から１週間ほど必要です。
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